8.5.11

どわーっ

 昨日はこのタイトルの一言につきました。というのも、あれから注文していたオックスゴールをはじめとした画材が届き、絵の具(ホルベイン製)を確認してみましたら、一部の絵の具に、赤地に黒のバツ印という毒々しいマークが…。何だ?と思ってみてみたら、「有害性あり セレンおよびカドミウム化合物を含みます」!!びっくりです。いろいろと画材のサイトを見てみたら、どうも赤や黄色の系統の色には使われているらしい(但し大人用の絵の具にであって、学童用のものには使われていないらしいです)そうで、皮膚につけるな、使用中は飲食するな云々。okamel、さすがに指にべとべとは塗りませんが、多少は触ってきましたよ…それに食べはしませんが、飲みくらいはしました…。知らないことの恐ろしさです。今までいろいろな絵の具を触ってきましたが、ここまで丁寧な表記のものは初めてです。これからは一部の作業は使い捨てのビニール手袋をしてやらないといけない…。ちなみに、クサカベという先日ちょっと触れた会社では、こういった有害重金属をなるべく使わない方法で絵の具を製作しています。値段もそれほど変わらないので(ただ見る人によっては発色の違いがわかるのかも)、okamel同様、そういった物質が気になる方はクサカベのものを使われるといいかと。今回購入したものはもう仕方ないので取り扱いに注意しながら使うとして、今後はokamelもチューブ物はクサカベ一本にします。おまけ(?)として、ホルベインの注意書きサイトのリンクを載せます。

ホルベイン製品お使いのお客様へ 安全にお使いいただくためのお願い

で、昨日は久々にTMKポスターに、これまた久々の半兵衛さんを描きました。それで思ったのが、風景を取り混ぜるときはごつごつしたアルビレオやモンバルキャンソンといった紙のほうがうまく見える(!)かな、ということ。人物に限るなら、矢張り髪の毛や瞳といった細かいところで筆先をとられることから水彩画用紙の細目やTMKのようなものの方が良い感じ。大きいサイズを描くなら別ですが。ともあれ、描き上げはしたので、明日以降UPということで、今日はおとといモンバルキャンソンに描いたものを。



時間がたってみたら、なんだか濃厚な雰囲気に…。使った色に暗色系が多いからというのもあるかもしれません。今回は模様を先に描いてあとから地の色という面倒くさいことをせざるを得ませんでしたが、昨日オックスゴールと同時にマスキングのペンも届きましたので、今後は白抜きをして後から、という技ができるかと。
 今日はどの紙に描こうか…

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