29.9.09

石田三成のイメージ

 昨日はどういうわけか夕方から急に眠くなりまして、いつもより少し早めに寝たのですが、こういうときに限って夢に関ヶ原駅や垂井駅が出てきて…両方とも乗降したことのある駅なので妙にリアルだったりする。これ、絶対願望の現われですね。いや、もういくことはほぼ決定しているのですが、今回はあわせて岐阜と長浜に行く予定のため、確実にホテル予約がいるのと、この先の博物館の展示予定がまだわかっていないところもあるので、それが確定してからにしようかと思っているだけ…
 で、来年長浜ではイベントをやるようです。どうもメインキャラクターは石田三成らしい。okamelにとってこの三成ほどイメージが複雑なキャラはないです。初めて知ったとき(学研の日本の歴史シリーズ)では豊臣をのっとろうとする家康に対抗しようとがんばる、比較的「いい人」のイメージが植え付けられたのですが、その後あの独眼竜政宗でむちゃくちゃ陰険な人物のイメージがついて(山岡荘八さんはあれだけの超大作をかいていることもあって家康贔屓なんですかね)、どちらが実像に近いんだよおという感じで。名将言行録では三成の項目ではもちろんいい人で描かれていますが、島左近や大谷吉継などといった人の項目ではやはり大軍を率いるにはちょっと問題ありの性格だったことが書かれております(彼らが三成の性格を評している部分があります)。ちなみに関ヶ原以後は長浜では三成を崇拝することも禁止され、石田姓も改姓したことから、近辺に石田さんがいなくなったとか。大坂の陣以降の豊臣派残党狩りもそうですが、家康って結構ドライというか何というか。腹心だった忠勝さえ晩年には遠ざけているようですし。それくらいでないと天下は取れないということなんですかね。どうもokamelの中では家康ほど「…」というキャラはないですね。ともあれ、このイベントはその復権運動的要素もあるようです。某イベントのようなことにならないように願いたいものです。

2 件のコメント:

しーな さんのコメント...

本の書き方でその人の人物像は大きく変わりますよね。

人となりは後世の人の勝手でどうにでも解釈してしまいますからね・・・。

ご旅行はいつですか?

okamel さんのコメント...

日はまだ決まっていません。できれば10月中にと思っているんですが、今回のように台風の動きもありますので、今週ちょっと様子を見てという感じかも。11月にはいると紅葉狩りの関係で大抵新幹線の指定席が取りにくくなるので、できるだけ避けたいと思っているのですが(一人くらいはどうにでもなる範疇かもしれませんが)。でもすでにしっかりとタイムテーブルだけはできているんです(笑)。