あれから本は文庫本ながら2冊読み終えました。1冊は守屋洋さんによる陽明学の本で、もう1冊は前回も触れた兵法の本。後者は本当に読むのに骨が折れました。もともと海上自衛隊の人だったからか、他の兵法の本よりテクニカルな印象を受けました。あと日露戦争から太平洋戦争の間の日本軍をこれでもかというくらいぼろ〇〇に言っていて、余程思うところがあるのだろうなあと。
一方の守屋さんの本は相変わらずの読みやすさで、続いて読んでいるのも守屋さんの本なのですが、すでに半分は読み終わっております。守屋さんの本は学生時代からずっと読んでおりますが、中国古典の入門書として、また気軽に読むものとしては本当に適していると思います。あと個人的に守屋さんの本をつい読んでしまうのは、以前著作をよく読んでいた宮城谷さんが呉嫌いなのに対して、守屋さんはどの国も均等に扱っているうえで、我が神Lを大事にしてくれている感じがあるためです。以前読んだ中国古典関連の本でも我が神Lが孫権に学問をするように諭された話が掲載されていて、現在読んでいる本も実はそれが大トリの話となっております。当初購入を迷ったものの、試し読みで見ることのできた目次でそれが分かった途端購入を決めたくらいです。宮城谷さんの本は面白くはあるのですが癖があるのも確かで、晏嬰・晏弱父子や子産のような何というか剛直な人物がお好きな一方で韓信のような策略家はお嫌いな感じなので、名言集や名臣集を読んでも、守屋さんのものと比べると独特なものがあります。三国志関連では、宮城谷さんは『三国志入門』だったかなにかでは演義ベースで話されているのに対して、守屋さんは自分が知る範囲では三国志を扱われる場合必ず正史と演義の違いについて触れられているので、蜀贔屓&呉嫌いという宮城谷さんの三国志関連本は人を選ぶ一方で、守屋さんの本は比較的人を選ばないと思います。時々レビューを見ると俗っぽいというものも見ることがありますが、あくまで守屋さんは中国文学がご専門(中国文学科を修了されている)なのであっておそらく思想史や史学が専門なわけではないので、もっと深い内容を知りたければそちらが専門の人が書かれたものを個別に読んでみられるといいかと。ただそうなってくると、より専門的になればなるほどどうしてもお値段ははってきますけれども…。最近は新書や文庫でも、それなりに専門的なものは探せばある感じでもありますが。
ともあれ、この秋は読書に関しては十分満足な冊数を読めそうな感じです。あとは急ブレーキがかかっているイラストが、どうしたものかという感じ。pixiv、いいお題を頂戴…というところで、今回はこの辺で。
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