26.10.09

関ヶ原・垂井・長浜紀行 2

 では本日より、旅行記に入ります。
家をでたのは6時半、やっと日が昇り始めたかなというところ。まだちょっと肌寒かったです。

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で、それで新幹線の駅まで行ってひかりで米原まで。名古屋まで各駅停車でしたが、途中のぞみに抜かれたのは1回だけだったような気がします。そして米原で乗り換えて、関ヶ原へ。駅をでた途端、「あれ、前回きた時ってこうだった?」という気が。前回は多分10年位前に来ていたと思うのですが、そのときは目の前にレンタサイクルがなかったかなという気が…。でも実際には知りえた限りでは歴史博物館まで行かないとないようでしたので、関ヶ原は徒歩で回ることに。駅前の観光案内書には表が地図、裏が東軍・西軍の主な武将のスタンプが押せるものがありまして、その中にしっかり九枚笹もありました。以下の写真は関ヶ原駅とその周辺ですが…

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駅に着くといきなりこのような大きな看板がありまして、どちらにどのような武将がいてどれくらいの兵士を連れていたか等が書かれているわけです。これを見ると、重門さん、連れている兵士が随分少ないような気がするのですが…まあ他の将に比べてそれほど領地が大きかったわけでなし、これくらいなのかなと。で、駅構内のお手洗いの前にある碑とお手洗い。なんとおしゃれな。中には入りませんでしたが。そして駅舎とその横にある看板、博物館に向かう途中渡った橋から撮った写真です。

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歴史博物館まではそれほどの距離ではなかったです。で、入って入館料を払いそのすぐ横のミュージアムショップにちょっと目を留めながらふと展示室の入り口を見ると…いきなり半兵衛さんの銅像が!説明文は「東軍 竹中重門(関ヶ原合戦当時の関ヶ原村の領主)の父」となっておりました。銅像は垂井にある竹中陣屋跡にあるものの複製ですが、結構大きかったです。いきなりのお迎えにきゃああ~でしたね。そして中に入ると右に大きなパネルと戦の過程を紹介する音声案内が。そしてそれをはさんだ形で、矢張り当時の馬は今のサラブレッドより小さかったのだという実物大の図と実際に載ってみると高さのわかる台のようなものが。そしてその横になんと半兵衛さんが着用していたといわれる鎧のレプリカがあったので、スケッチしました(撮影禁止のため)。これで時間を食いまして、結局ウォーランドは今回行くことができませんでした。そして2階に行ったわけですが、その階段を上がった目の前にはこれまた他の武将のものと合わせて、ど真ん中に竹中の九枚笹の門の入った大のぼりが。どこまで攻めてくるんだ~とうるうるでした。2階は、今回は忍びのものが使っていたという道具の展示(企画展)と、鎧のレプリカ、そしてその隣の部屋は鎧の展示と両軍(傍観含む)の将の紹介(もともとどこの人で戦後どうなったか)のパネルがすらりと。よくよく見ると安国寺恵瓊さん、1階のパネルでは戦争当時の年齢が「70歳(推定)」となっていて、2階では「不詳」となっていました。これは生年がはっきりしていないからだと思いますが…。ちなみに長政は33歳、重門は28歳でした。
もちろんショップでは九枚笹の紋の入ったものをできるだけ買ってしまいました。これらは最終回に一括して紹介させていただく予定です。残念ながらこの博物館の図録はないということでした。
そしてまたえんえん歩いて跡地をめぐるわけですが、これは次回といたします。

2 件のコメント:

しーな さんのコメント...

すばらしい青空で、よかったですね。
なんだかアイドルの追っかけのようなokamelさん。
歴史好きの方戦国時代好きの方とかが訪れたりするんでしょうか。
他にも人いらっしゃいましたか?
いたとしてもokamelさんくらいの年齢の方は少ないのでは??

okamel さんのコメント...

う~ん、「追っかけ」ね…その人について詳しく調べてみたいと思ったら自然そうなるというだけの話なのですが。これは後々書く予定ですが、今回はかなり聞き取りや資料収集のようなこともしております。多分院生時代にアタック精神がついたのではないかと思います(フィールドワークとは聞き取りの繰り返しのようなものですから)。ちなみに関ヶ原の歴史博物館の銅像は、okamelあるとはまったく知らなくて、はっきりいって目にしたときは「これぞこの旅の始まりにふさわしい!」と思ったものです(笑)。
関ヶ原に関しては、結構年配の方も多かったですよ。okamelより若い人もいました。博物館の受付の人の話を盗み聞きした(!)ところでは、矢張り戦国好きの人がここのところかなり来ているようで、数週間前に関ヶ原で戦国関連のイベントがあったらしいのですが、そのときにかなりの商品が売れたとか。長浜は家族連れとか若い人が多かったですかね。垂井は…禅幢寺でちらと同年輩よりちょっと若いかなという感じの男性2人を見かけたくらいです。