20.2.20

昨日に引き続き

 昨日から『呂氏春秋』は秋の部に入りまして、語られているのが軍事関係なのですが、まあ何ですかね、読んでいたらいつの世も課題は同じということなのかなという。この部分は文庫版でも読むことができるので、多くの人に読んでもらいたいというのが個人的な思いですかね。

 本題は昨日に続いて、『鄭問画集』について。あまりにいい本なので、ついに専用のブックカバーまで注文してしまい、それまではあまり触らないようにしようと思っておりますが、本当に何度見てもため息しか出ないというか。昨日は張郃が「すっ飛んでいる」ことを書きましたが、そのほかをあげるなら一見ホビットな文醜、清王朝の皇族かというような諸葛瑾、「どこかで見たことのあるような」郭嘉そして三國志13の朶思大王はこれをモデルにしたのではないかというような孟獲といったところでしょうか。全体的に魏の武将は色気がある感じが多いなあという気がしました。個人的に一番うはっとなったのは荀攸です。蜀はやはり演義で「主人公格」である程度イメージが固まっている武将が多いからか、龐統のような「斬新な」ものもありますが、だいたいはまあ比較的見るタイプが多いかなあという感じです。個人的に「なんでこう(格好良く)なった」というのは魏延。無双の魏延の仮面の下は、実はこうではないのかというような感じの、野性的な魅力のあるものになっています。一方で「生きてるか~」となっているのが厳顔。こういった画集で厳顔が扱われるのはなかなか珍しいような気はしますが…。そういえば三國志14でも厳顔さん、グラが変わりましたね。あちぇさんが「格好良くなったし使えます」と動画でおっしゃられていますが、自分が知らないだけで実はファンの多い武将なのかな。

 問題の(?)呉は、鄭問氏自身は呉は孫権に魅力がないといわれてあまり国としては興味がない感じでいらっしゃいます(ちなみに好きな武将が諸葛亮と趙雲だそう)。それでも前回も書きましたが周泰があれで、甘寧はこれも斬新といっていいでしょうか、うはっといった感じ(ちなみにこの画像はググると見ることが可能です)です。呉の4都督の中では、自分にとって神だからというのを抜きにしても個人的には呂蒙が一番美男子に感じます。「美男子」といってもいろいろあるとは思いますが、この場合は大人の男らしさがあるという感じです。あとの3人は(妙な)可愛らしさが先行してしまっている感があるんですね。太史慈もしかり。一方で異色なのが、無双では目立たないとつぶやく韓当。この本、特に呉のメンバーの中ではしっかり目立てていると思います…(汗)。なお、意外にも凌統のイラストはありません。天敵は大喜びでしょうが(天敵は凌統が嫌いで、その理由が昔天敵が好きな武将の一人である張悌の記事を書こうとしたら「知名度が低いから凌統にしてくれ」とされたからだそう(別の動画内での本人発言による))。

 群雄その他では、呂布がやんちゃな青年といった感じですかね。公孫瓚も呂布に近い感じです。陳宮はくちゃおじさん…(汗)。女性陣は貂蝉や小喬、糜夫人(大喬はありません)が載っておりますが、以前購入した水墨画の人物画の本の女性画に似ていたので、水墨画界でいう美女の典型はこういう感じなのかなという気がしました。張郃もあれですが(そういえばこの本では、張郃は「魏」の武将扱いではなく「群雄」の武将扱いになっています)沮授も違う意味でどうしてこうなった系になりますかね…どこかで見たことのある「女優」さんなんですよね(汗)。でも大まかに見ると、群雄その他は結構落ち着くところに落ち着いているかなあというものが多いように感じます。最後に1点書くとすると、この本は2002年に出ていますが、このころには珍しくというか、武将の解説は基本正史よりになっています。

 現在この本の最安値が、自分の知る限りでは9000円になっておりますので、『呂氏春秋』の文庫版のようにお勧めするわけにはいきませんが、気になる方は天敵の動画をごらんになられるといいのではないかと思います。武将の能力紹介の動画なので、大体の武将のイラストは確認できるのではないでしょうか。「鄭問之三國誌」で調べると出てくるはずです。では今回はこの辺で。

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