28.2.23

惜しい

  今月は30日がないので、本日の更新とします。近くのスーパーは、毎年2月は同じ理由で0のつく日にするセールを末日にやります。

 あれからわが神のイラストの背景やらなにやらの参考にするために、再び中国で製作された三国志のドラマをYouTubeで見ておりますが、ざっと全体を通してみると、わが神L役の俳優さん、個人的にはほかの武将役より目鼻立ちが整って受けはよさそうな顔に思えました。演義ベースのために一部セリフが残念なことになっているのとそのために孫権にとんでもないことをされてしまう(これについてはだいぶ前にこちらのブログでは一度書いておりますが)のが、これでは補えないレベルの大減点になるのですが、コマごとで見れば十分参考にはなりそうな感じでした。

 このドラマで面白く感じたのは、龐統。細かく書くとネタバレになるので止めておきますが、NHKの人形劇の龐統同様泥をかぶった形になっていて、こういうやり方もありなのかという感じでした。結果は同じとは言え個人的にはちょっと引っかかってしまうところもあり「んん~」という感じ。あとやはり気の毒になるのが魏延ですかね…。自分諸葛亮があまり好きでないこともあってどうしても魏延の肩を幾分持ってしまうところがあります。見ているシーンが全部兜をかぶっている姿なので、それを取ったらどのような頭の形なのか見てみたい(一説には「反骨の相」は絶壁頭ともいわれているので。となったらルパン三世の五右衛門は反骨の相なのかという話になってしまいますが(五右衛門は絶壁頭という公式設定))気もしますが、少なくとも最近チェックした範囲ではそういうシーンはなし。

 笑えたのは趙雲。以前見た映画でもでしたが、比較的整った顔立ちの俳優さんがなっているのもそうですが、どこの特撮ものと言いたくなるような身体能力。関羽や張飛は演義ベースということもあってそういう描写になるのはまあ、うんというところですが、本当趙雲は恵まれています。ただ以前聞いたところでは、中国では趙雲はどちらかというと黄忠同様、老将のイメージが強いと同時に「老いてますます盛ん」の代表的な意味合いもあるとか。

 趙雲と比べるとあれと思ったのが、姜維。日本ではどちらかというと美男子系のキャラになることが多い武将で、中国の連環画でもその傾向があるのですが、このドラマだと、個人的にはこういっては何ですがあまりさえない風貌だなあという。史実の母親がらみの話のために(演義には書かれていなかったはず)歴史的にはあまり人気がないという話も聞いたような気がしますので、その影響なのか。ともあれ、改めて見てみるといろいろ参考になりそうな部分が多いなと感じた次第です。

 総じて感じたのは、戦闘シーンの多さ。突く、斬る、血でまくるで、日本の大河ドラマでこれをやったら大変なことになりそうなレベル。ただやはり中国というか、あれだけ広ければいろいろな地形もありますし、ロケ地には事欠かなそうだなと。あとはこれらの素材をどれだけ生かして描くことができるか、かな。では今回はこの辺で。

0 件のコメント: