14.8.23

この夏の思いの〆的な感じな

  明日は終戦記念日ということで、思えばこの夏はYouTubeがお勧めに「この世界の片隅に」の広島原爆投下のシーンの動画を出してて来たのをきっかけに、ずいぶん原爆関連の動画を見たなあと。自分は学芸員時代、広島だったこともあり毎年7月から8月にかけて原爆関連の展覧会になっていた(館長がほとんど内容を決めてあちらこちらから展示物を借りてきていました。元県教育長だったようで、いろいろとつながりもあった様子)ので、被爆作家の方から話を聞くこともありましたし、薄暗い中に被爆の惨状が描かれた絵に囲まれて作業をすることもありましたので、ほかの人と比べたらこのこととのかかわりは結構ある方になりますが、それでもやはり、何というか。この夏は特に広島より長崎のものの関連の動画を多く見ましたが、その〆的なものがこれでした。


今は亡き川谷拓郎さんや樹木希林さんもご出演のドラマで、同じお話が映画でもあったようです(ただしキャストは全く違う)。流れ的には何やかやありながらもまあ普通のドラマなのですが、最後が…。音楽担当はこれまた今は亡き羽田健太郎さんなのですが、使われている音楽が個人的にたまらないものになっています。コメントではレクイエムではないかというのがありましたが、レクイエムというかミサ曲というかな感じかなと自分も感じました。時計の割れる音や爆発音のないver.があったら聞きたいですが、タイトルが分からないので調べようもなく。

 で、これを見るよりちょっと前の完成にはなるのですが、この夏それらの動画を見て心にたまった思いをまとめたような感じのものができました。


色バランスのパターン的にはこれを含めて3種類あるのですが、これは一番きつめの、平滑化を施したものになります。明日PIXIVには中間のものをアップする予定。こういった真面目系のイラストを見て「怖い」と言われたことが過去にありますが、それで上等と個人的には思っています。正直自分にかわいい系のイラストは似合いませんし、世の中萌え系含めて可愛い系のイラストを上手に描く人はわんさかいますし。最近手に入れた丹野忍氏のイラストを見て、なんとなく自分の今後試みたい方向が見えたような気がします。では今回はこの辺で。

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