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9.6.22

知名度の問題

  今日は県北は夕方から雷雨の確率が高いと言われていましたが、レーダーを見る限りそれほどではない感じでした。明日は当地も含めてさらに確率が高くなるということでしたが、さてどうだか。

 昨日久しぶりに連環画の故事名言本を読んだのですが、その中の夏侯惇も両目があるのを見つけました。扱われている言葉は「鶏肋」ですが、こうしてみると夏侯惇の知名度が日本と本場ではどちらが上なのかなという話。三国志(演義)自体が中国ではあまり知名度が高くないという話も何度か聞いているので、諸葛亮とか関羽とかは別格として自然と夏侯惇の知名度も…ということなのかもしれません。

 イラストは昨日は「完全休暇」になりました。今日は一昨日の続きを行こうかと思っておりますが、もう少し今構想中のものに使えるような参考資料がないかなあとは思っております。主に動物系ですが、今まで何度か検索してみても、何というか「おとなしい」格好が多いので、もうちょっとアクティブな様子のものがないものかという…。では今回はこの辺で。

13.11.21

三国志を書くにはあまりにも、かなあ(『三国志入門』の感想 その2)

 昨晩は当地も5度前後まで下がりましたが、来週はまた最高気温が20度近くまで上がる予想で、本当今年はどうなっているという。数日前も蚊が飛んでいましたし、他の生物も同じことを思っているのではないかという感じです。

  昨日宮城谷さんの『三国志入門』を読み終わりましたが、最終的な感想としては、前回書いた感想と被りますが、正史準拠ではあるけれどもやはり演義より、というか三国志を書くには宮城谷さんは蜀寄りにすぎるなあという気がしました。それが顕著なのが関羽・諸葛亮贔屓と孫権・我が神・陸遜たたき(要はこの3人は関羽攻略にかかわっているため)。まさか執筆家という商売に携わっているがゆえに商売の神とされている関羽を悪し様に書きたくないなどということはないと思いますが、個人的にはこの点がかなり残念です。宮城谷さんは御自身で『三国志』を書かれていますが、この調子だとちょっと自分はこれは読めないなという気がしました。三國無双スタッフが魏寄りと言われていることもあるように、このあたりの話を扱う時中立が難しいのはわかりますが、宮城谷さんの場合は関羽がらみになるとどうしたレベルです。諸葛亮についても、前回もちょっと触れましたが自分は独特な考えを持っているので、読んでいてう~ん続きでした。そういったことを含めたこの時代の書き方では、自分は『中国武将列伝』を読んだ範囲にはなりますが、むしろ田中芳樹さんのほうに好感を持てます。ま、自分は三国志を専門にどうこうしようというわけでもないので、これからも呉が一番と言います(一応確認のため、自分は蜀<魏<呉)し、我が神を我が神と敬い続けますが。余談なのですが、かの天敵、劉備やら張飛やらは好きだけれど関羽にだけはどうも感情移入できないと言っており(於「三國志Ⅲ」プレイ動画内)、妙なところで合います。

 前回「狡い」ということに関して結構書きましたけれども、重ねて書きますが武経七書をはじめとして多く兵法関連の本を読んできた自分としては、荊州の方法も早雲の方法も狡いとは考えていません。というか、これも前回書きましたが、欺くことは兵法の要素の一つであって、それを狡いと言っていては始まらないからです。それでも強いて何を狡いと考えるかと言ったら、敵の内部の人間を買収して内側から崩していく方法ですか。これとても本来は兵法の一つで、欲につられる人物を使っているからそうなる(故にそういう人を重用するなというのもこれまた兵法)という話ではあるのですが、このあたり完璧を求めるのは古今東西難しい話で。ともあれ、これを「狡い」とすると、演義で諸葛亮はまさにこれをやっておりますので、諸葛亮も「狡い」ということになります。実際は、賄賂をもらっている楊松自体が架空の人物なのでやっていないと思われますが、演義の中では清廉潔白で神のごとき智謀の人である諸葛亮にこれをさせているということは、この時代を含めてこれを狡い、あるいはひどいとは思っていないということなのでしょう。おまけに書くと、この後やはり演義で曹操が同じ方法で楊松を買収していて、さらに曹操は楊松を処刑しています。このあたりをどう考えるか。

 これに近いのがスパイを放って国情を乱したり離間したり敵の能臣を失職させたりするケースで、これも演義では諸葛亮が使っている手(司馬懿をおとしめるため)になります。中国の春秋・戦国時代でもよくつかわれた手で、確か特に秦が得意だった気がします。これも「狡い」と言えると思うのですが、やはり兵法でもあるわけです。でも宮城谷さんの『晏子』(後半しかまだ読んでいませんが)や『子産』、今まで読んできた列伝系の本に、主人公が仕掛ける場面はほぼ出てきません。持っていながらまだ読んでいない本の中に『草原の風』という光武帝が主人公の話が、また有名どころの人について書かれたものとして『太公望』『管子』などがありますが、これらにすらこういった駆け引きの話がなかったら、宮城谷さんは余程の兵法嫌いということになります。

 もうひとつこれに似たケースで、内側の人間を降伏させていくというのがあります。決して買収ではなく説得で切り崩すやり方で、我が神は荊州はこれでどんどん切り崩しています(逆に呉は、自分が覚えている限りでは二宮の変以降の呉の末期を除いてはこれで関羽レベルにやられたことはありません)。これは我が神が悪いのか、狡いのか?もちろんそうではなく、これは関羽の責任。実際関羽は人格的にどうなのというところがぽろぽろあり、下にやさしかった(逆に士大夫といった上の人には傲慢だったとか。張飛がその逆だったのでそれならと関羽は逆の態度をとったという話を読んだこともありますが、それはそれであまりな話)と言われていますが、それなら我が神に降伏した二将はなぜ降伏したのか。正史にはその二将のうちの一人は失火を起こしたことに対してひどく関羽にけん責されて処罰を恐れていたためとあり、もう一人は我が神が派遣した虞翻(この人がまた一癖ある面白い人なのですが、今回はそれについてはおいておきます)が将に対して送った手紙によって降伏したとあります。そしてこの二将、演義では毎度おなじみ「関羽の力」で死んでいたような気がしますが、実は普通にそのまま呉の臣になって何ともありません。そして最終的には兵士に見捨てられた形で関羽は捕まるわけで、正史の著者はこの一連のことは関羽の自業自得としていて自分もそう思いますが、おそらく宮城谷さんはそう思っておられないのでしょう。自分、関羽は「忠義の士」とはちょっと違うと思っています。関羽は確かに劉備個人に対しては忠だったかもしれませんが、蜀という国に対してはどうだったのだろうとよく思うことがあるもので。この先を細かくいくと「忠義」とは何なのかとか尽くすべき対象はどこであるべきなのかとかといろいろややこしいことになるので、この辺で止めておきます。

 ということで2回にわたって愚痴に等しいことを書きましたが、これでこの先買おうかどうしようか迷っていた本のいくつかは回避することとなりました。そのお金は、この先の三國8エンパのDLCコンテンツ代にでも回そうかな。もし出るならですが…でもたいていエンパもDLCは結構出た記憶があるので、期待していいとは思うのですが。では今回はこの辺で。

30.9.20

つかみどころがない…

  今日は久々の雨でした。まとまった降り方ではなく、最近には珍しくぽつぽつといった感じだったので、適度なお湿りというか。この先、週中はちょっと天気が崩れる感じになりそうで、空気が極端に乾燥することは余りないのかなあという気がします。海外の台風予想進路を見るとクジラさん以外にもうひとつの進路が出ているのですが、これも日本には影響がなさそうです。

 今日注文していた本が届きました。『三国志人物絵巻』という1991年に出た水墨画による三国志の画集になります。はい、徹底して『三国志演義』ベースでした。なので出てくる武将はほとんどが蜀の武将。意外なところは蔡文姫ですかね。呉は周瑜、黄蓋、二喬、甘寧そして陸遜くらいしかでてきません。魏は曹操以外は曹丕と曹植、郭嘉、楊修(張松との舌戦のからみで)、張郃、張遼そして司馬懿あたりです。今まで水墨画の本は結構買ってきましたが、やはり自分の感想としては、つかみどころがないなあということですかね。鄭問さんのも基本水墨画といえるのでしょうが、あれがかなり特殊で、水墨画は基本細かすぎず荒すぎずというところなのでしょうかね。自分はどちらかというと細密画というか精密に描く絵のほうが興味があるので、水墨画のタッチそのものはすごく好きなのですが、さてそれをどう自分のイラストに生かしたらいいのだろうとまたわからなくなった感があります。以前このブログに墨絵タッチのイラストを2つ載せましたが、ClipStudioで描くと墨筆で書いた部分も消しゴムで消せてしまうという荒技(?)がありますので、金田一の袴のようにすそを調整できてしまったりするわけですが(ただしあのイラストでは、そこと襟元が唯一消しゴム機能を使ったところです)…。自分の性格ゆえか、はみ出るのが許せないことがよくあるもので。でもそれをうまく生かすのが墨絵だったりする(と自分は思っております)ので、ふう、なかなか。

 イラストを描く方は、昨日もお休み。どこまで迷えばいいんだという話ですが、とりあえず、また昔鉛筆描きでとどめたイラストの色付けにしようかと決めつつあります。そのあとは、今日の本でまた墨絵調で描いてみたくなりましたね。墨絵モードでもカラーはつけられるのですが、リアル水彩モードと一緒で独特のにじみがついてしまう関係で、いきなり白呂蒙に導入するのは正直気がひけます。ということで、次回は途中経過でも載せたいなあ…今回はこの辺で。

29.12.10

久々にしんみりしてしまった…

 昨日はまたイラスト案ができたので描こうと思ったのですが、その前にこれを読んで、久々にしんみりした気分になってしまいました。

正史三国志の一部ですが…

最近描き続けているキャラというのはこの人物なのですが、まさかこれほどいろいろあった人物だったとは思いもよらず。okamelは学生時代に演義のほうは結構読んだのですが、蜀贔屓だったためそれ以外の部分はすっ飛ばして読んでおり、ほかの国の人物についてはあまりよく知りませんでした。某ゲームに感謝です(某ゲームが何かは別ブログでわかります。でもイラストでわかる人はわかっていると思いますが)。まあ、これでは演義の作者が関羽の呪いという発想をしても無理やりではないかと思いますが、それにしてもひどい扱いだなあと。
 何とか気を取り直してイラスト描き、がんばりたいところですが、…はああ。